ううん。ちょっと色々行き詰っています。ああ小説のことなんですけれどもね。
打っても打ってもなんだか噛み合わせの悪い文章ばかりがぼろぼろと増えるだけで、まるで私の「こういうことが書きたいの伝えたいの!」という表現が出来ない。何か突破口をと思いシリアスもラブもギャグも手をつけてみるのですが中々どうして私は小さなスランプにしばしば陥るので、今回もまたぶつかってしまったらしい。壁に。
花橘は得てして自分の精神状態が多分に作品へ影響してしまう人間なので、書ける!書けるぞお前はやれば書ける奴だ!とかなんとか叱咤激励己を鼓舞してPCの前で無駄に意気込んでいるのですがこれがまたウマイ具合に空回りでどうにもこうにも。
作者がそんなうじうじ君でどうするよしっかりなさいよこれこれ、みたいな声が、頭上から降ってきます。気のせいですかね。
別に鬱であるとかそんな非常事態ではないので全く以て見た目は元気もりもりの大学生です。違うんです、書けないのです。なんかちょっと強迫観念が。我が儘な奴だなあ花橘よ。
いっぱしに苦悩する前に手を動かさなければ。
でもなんだか浪費より貯蓄したい気分、出すより溜める。発するより受け取る。書くより読む。溜め込む。知識も精力も引出しいっぱいに仕舞いたい、そんな気分です。
とはいえ期間を空けるとそこでまた時差ボケという面倒な症状が表れるので、やいやい言いながらもそのうちけろっと更新しているとは思いますが。
五月病ではないものの、やはり日本の六月。梅雨時。ジューン・ブライドなる言葉が生まれたヨーロッパと違い、今こちらは一年のうち最も湿気た(と思われる)時期。
じめじめとした陰鬱なイメージがありますけど、実際そんな感じで最近雨ばかりですけど、雨自体は好きです。寧ろそういうどんより感が、時に荒んだ心をネガティブな方向で慰めてくれます。解決はせねど、楽にはなれる。そんな雨が嫌いではなかったり。
そうして迎える七月が、殊更、一層、夏の瑞々しさを匂わせるのも、しかしながらやはりその前に六月の重苦しさがあるからでは、なかろうかと。
暑いのは大嫌いですけれど。大嫌いですけどね。
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